あなたの本命星が中央の中宮に同会した時の運勢
本命星が中央の中宮(ちゅうぐう)に同会した年や月や日は、運勢に五黄中宮(ごおうちゅうぐう)の象意作用が強く顕われます。
五黄中宮(ごおうちゅうぐう)の象意作用とは
旧守、保守保全に努めて、絶対に動かずおれば、全盛時の陰りや心に寂寞を感じる事とがあっても対外的には隆盛強大を誇示できる。
とかく強力な変化還元作用により、多くは他動的に時には自動的に暴挙変動を起こす事になる。
変化変動を起こせばおこすほど、強力な悪化作用が働き、災難、破壊、滅亡を招く事になる。
他から種々な凶災が自然に発生して、保守しきれなくなる。
他から色々な誘惑が来て、慾心からつい手を出してしまう。
不安定な精神状態に陥りやすく、精神的に変化を起こし旧状を保持し難くなる。
自己過信から何かと積極的に大きな行動を起こしてみたくなる。
強情、我欲からやりすぎて、せっかくの成功を水泡に帰す事がある。
無理を承知で高嶺の花を望み、慾を出して強引に押し通そうとする。
無理をして土地の購入をしたり、社屋や家屋を新築したり、仕事の一大飛躍を計ったり、独立を考えたりする。
時に法を犯したり、犯罪に関係したり、暴動や戦争に関与したり、流血の惨事にあったり、大怪我をしたり、大病をしたり、また失業や倒産や破産したりする。
あなたの運勢
上記のように、本命星が中央の中宮(ちゅうぐう)に同会した年や月や日では、現状維持に徹して、仮に既成の物事にまだ不満不足があったとしても、保守保全にのみ努められれば現状の身分実力に応じた全盛を保持できるし、対外的にも隆盛強大を誇示できます。
しかし、とかく強力な変化還元作用が強く働くのが特徴なので、他動的に或いは自動的に変化変動を起こしてゆく可能性の方が強くなります。
そして変化変動を起こせばおこすほどに益々暴挙盲動に変わりやすく、強力な悪化作用が働いて仕事や身分に不安定、大波乱を招き、破災、破壊、破滅を益々招く結果となるので、特に自重をしなければなりません。
また頂上の極限に立った時の如く不安定な精神状態に陥りやすいのが特徴なので、自己制御が出来難く多くは自己過信や自意識過剰とか自惚れ、高慢などから、何かと積極的に大きな行動を起こしたくなります。
経営者ならば業績の一大飛躍を図るとか、勤め人だと独立してみようとか、とかく強情、我欲から無理を承知で高嶺の花を望み、慾を出して、強引にやりすぎてせっかくの成功を水泡にする危険があります。
なお事の大小によっては失業や倒産にまで至る事になりますので注意しなくてはなりません。
他にも無理な金で土地や家屋の購入をしたり、見栄やハッタリで無理して社屋や家屋を新築したりするような事も起こしやすいのですが、それが逆に出る杭は打たれるの破敗を招く原因となりますので見送るべきです。
また他から色々な誘惑がきて欲心からつい手を出して大損失を蒙ったり、時に法を犯してまでも目的を遂げようとしたり、犯罪や暴動とか暴力事件に関係したり、させられたり、人によっては流血の惨事にあったり大怪我をしたりする事になりますので、君子危うきに近寄らずの心構えが肝要となります。
また古い難問や、いやな事件の再発に煩悶したり内外共にゴタゴタを引き起こして苦慮を招いたりする事も起こりやすいので、満れば欠ける時にあたって、よほどの精神修養と自己認識が必要となります。
いずれにしてもこの時期は従来からの物事の保守保全の如何が将来の運勢の安定度を決定する重要な分岐点となりますので、なるべく平穏安静にすべく努力をしなければなりません。
然し暗剣殺や歳破が付いた中宮(ちゅうぐう)に同会した人は、以上の努力や気持ちや事象、事態が破綻して、結果が特に悪く出やすくなるし悪い方の象意作用のみが強く現れるので無難良好な結果を得る為には普段以上の努力に加えて、陰徳積善、先祖供養、神仏祈願、祐気取りなど、かなりの努力を行わねばならない事になりますので注意せねばなりません。