あなたの本命星が西北の乾宮に同会した時の運勢
本命星が西北の乾宮(けんきゅう)に同会した年や月や日は、運勢に六白乾宮(ろっぱくけんきゅう)の象意作用が強く顕われます。
六白乾宮(ろっぱくけんきゅう)の象意作用とは
事の結実完成の為に全力を傾けて一生懸命努力する。
目上の引き立てや援助を得て希望達成の為に努力奔走する。
将来の為や子孫の為に事業の拡張とか家を外に多忙な生活を送る。
目上とか権力者や金力者との縁が出来て仕事や生活が充実してくる。
経済力や権力を得て諸事強力堅固となる。
しかし進出の為の支出は相当にかさむことにはなる。
人の為に自己を犠牲にして動き回ることがある。
事の創始完成の為に対外的の辛苦や戦いがある。
あなたの運勢
上記のように、本命星が西北の乾宮(けんきゅう)に同会した年や月や日では、従来からの物事の公な事とか対外的に不完全な部分の充実を図り、その結実完成の為に自分の体力は勿論の事、権力や地位や金力やその伝を使って自ら全力を傾けて対外的に努力奔走をする事になり易いものです。
その多くは、自我自慾の為というよりは、より完全さと雄大堅固さを願う防衛本能と人間の闘争本能から発することが多く、将来の為に尊厳と威信を築きあげておいて、自らの老後は勿論の事、公の為とか家族や子孫の為に難攻不落の城塞を築きあげんとして目論む事が多いものです。
ゆえに営業者なれば、会社や団体、組合の創立を図って、より営業上の完全さを望む事になるし、または将来に備えての事業の拡大とか店舗の拡張や支店や出張所の創設などをする事になります。
他にも営業上に有利となる公の機関の権利や権力の拾得に銀行とか組合は勿論の事、官庁や政府関係に働きかけるとか言った事にもなり、家を外に多忙な生活を送る事にもなるものです。
ゆえに未婚女性であれば、金持ちや賢夫にかしずく為に努力を惜しまないと言った事にもなります。
また勤め人なれば目上や上役、社長といった権力者や金力者に近づきを得んとして努力を惜しまなくなるし、また自分の地位の確立を図るために努力奔走する事になります。
また当然、目上の援助引き立てを受けて、地位、権力や経済力を得やすい事になるわけで、身の回りが強力、堅固ともなります。
しかし同時に非常に多忙となり、東奔西走の努力をしなければおっ付かない事態も招来する事にもなります。
いずれにしても利権や拡大の為の支出は相当にかさむ事になるし、体力の消耗もまた激しい事になりますので、あまりにも全てに完全さを求め過ぎれば、結局は骨折り損のくたびれ儲けに終わり、実利のない結果になりますので、むやみに利権に乗って走り回らないようにせねばなりません。
他にも公の事や、人の為に自己を犠牲にして動き回るとか対外的の辛苦や戦いに疲れ果てるなどの事も起りがちなので、下手な悪あがきはせぬように注意せねばなりません。
いずれにしてもこの時期の堅固、完成の確立如何が、将来の運命を守る為の城壁となりますので、確実な努力は大いにしなければなりません。
然し暗剣殺や歳破が付いた離宮(りきゅう)に同会した人は、以上の努力や気持ちや事象、事態が破綻して、結果が特に悪く出やすくなるし悪い方の象意作用のみが強く現れるので無難良好な結果を得る為には普段以上の努力に加えて、陰徳積善、先祖供養、神仏祈願、祐気取りなどかなりの努力を行わねばならない事になります。