この凶方位は絶対犯すな！ 恐ろしい凶災をこうむる凶方位
忌むべき大凶方位
年盤、月盤、日盤、時盤の各方位盤において、暗剣殺、五黄殺、歳破、月破を大凶の方殺。本命殺、本命的殺、月命殺、月命的殺を中凶の方殺。本命星と相克する殺気方、死気方、月命星と相克する殺気方、死気方を小凶の方殺として恐れなければなりません。
暗剣殺（五黄対沖の方位）
方位盤上で五黄土星の真正面にあり、五黄の強力な変化還元作用で、他動的に最も強い凶災をまともに受ける大凶方位。
暗剣殺の方災は読んで字のごとく、暗闇から突然刃物で襲われるごとく、不慮、偶発の避けがたい災禍に見舞われ一生の悲運というほど恐ろしい目に遇うことがあります。
受ける災禍は出血など外部に現れやすい特徴があり、暗剣殺が回座する宮意と回座星の象意に関連する事柄の悪い作用が起こってきます。
五黄殺（五黄土星が回座する方位）
方位盤上で五黄土星が回座する方位で、五黄の強力な変化還元作用を直接受けるで、暗剣殺と同じく凶災の強い大凶方位。
他動的に凶災を受ける暗剣殺とは逆に自分から凶災を招く方位で、自らの行動によって思いもよらぬ最悪の凶災を引き起こすことになります。
また、忘れたい過去の煩わしい事件が再び蒸し返されて心中苦慮に悩まされます。
五黄殺の方災の特徴は陰性にして内部的または内面的な事柄が多く、特に五黄土星が回座した宮意に関連した事柄の悪い作用が起こってきます。
歳破（年支対沖の方位） 月破（月支対沖の方位）
方位盤上でその年や月の地支と相対する位置にある方位で、激しく活動するその年の地支やその月の地支から沖破の作用を受ける大凶方位。
暗剣殺と同じような他動的な強い凶災作用がありますが、異なるのは、受ける凶災が表に出ない隠れた事柄、内部的、内面的な事柄に破壊作用を受けることです。
歳破や月破の方災の特徴は他動的にして内部的または内面的な事柄が多く、特に歳破や月破がが回座した宮意と回座星の象意に関連する事柄の悪い作用が起こってきます。
本命殺 月命殺
本命殺は、方位盤上で自分の本命星が回座した方位で、本命星の相生相克の活動が不能になり、本命星の力が弱まる為に無気力、意欲喪失に陥り、生命力も低下する中凶方位。
勉学や仕事でも自分の力量を発揮できず、他に後れを取り失敗したり、健康や生命の危険をもたらす事があり、本命星が回座した宮意に関連した凶作用が特に強く現れます。
月命殺も同じく自分の月命星が回座した方位で、同様の中凶方位。
本命的殺 月命的殺 （本命星、月命星と相対する方位）
本命的殺は、方位盤上で自分の本命星が回座した反対側の方位で、本命星の活動作用を真正面に受けて、本性なり特性が目立って強調されて過激に陥りやすく失敗後悔する中凶方位。
自信過剰は人間関係の齟齬や仕事上の過失など事業や家庭にも悪影響を及ぼすことがあり、本命星が回座した宮意に関連した凶作用が特に強く現れます。
月命的殺も同じく自分の月命星が回座した反対側の方位で、同様の中凶方位。
相克殺気方
殺気方は、方位盤上で自分の本命星に対して相克の殺気星が回座した方位で、本命星が剋くされる（殺され、損なわれる）方殺を受ける小凶方位。
本命星が活動を阻害されて凶災を招くもので、その回座星にに関連した凶作用が特に強く現れます。
相克死気方
死気方は、方位盤上で自分の本命星に対して相克の死気星が回座した方位で、本命星が剋する（殺し、損なう）ことで方災を受ける小凶方位。
本命星が死気星の活動を阻害することで凶災を招くもので、その回座星にに関連した凶作用が特に強く現れます。
神殺星
神殺星は年干支（年の十干と十二支）の動きによって現れる凶方位で、それぞれ独自の方災作用を持ちますので、金神、大衆軍、都天のような大神殺星は、避けなければなりません。
それ以外の神殺星は使用する方位の目的によって取捨選択が可能です。
また同一方位に吉神星を持つ場合は、神殺星の凶作用を打ち消すので問題は有りません。
小児殺
数え年の七歳以下の子供さんが気をつけなければならない、凶作用の方位。
子と午の年は、月盤上に八白土星が回座した方位が小児殺方位となります。
丑と未の年は、月盤上に九紫火星が回座した方位が小児殺方位となります。
寅と申の年は、月盤上に二黒土星が回座した方位が小児殺方位となります。
卯と酉の年は、月盤上に三碧木星が回座した方位が小児殺方位となります。
辰と戌の年は、月盤上に五黄土星が回座した方位が小児殺方位となります。
巳と亥の年は、月盤上に六白金星が回座した方位が小児殺方位となります。
病気や、ケガ、事故などの凶災が起こりますので、数え年の七歳以下の子供さんは避けなければなりません。
